多系統萎縮症

多系統萎縮症|立ちくらみ・排尿障害・便秘など自律神経症状の原因と対策
この記事でわかること
多系統萎縮症(MSA)は、脳や脊髄の神経細胞が少しずつ障害される神経変性疾患です。
歩きにくさやふらつき、手足の動かしにくさだけでなく、自律神経にも大きな影響を及ぼすことが特徴です。
そのため、立ちくらみや失神、排尿障害、便秘、発汗異常、性機能障害など、日常生活に大きく影響する症状が現れることがあります。
多系統萎縮症は進行性の病気ですが、症状に応じた治療や生活環境の工夫によって生活の質を維持することが大切です。
この記事では、多系統萎縮症に伴う自律神経障害の症状や原因、受診の目安、日常生活でできる対策について解説します。
危険レベルと受診の目安
危険レベル:●●●●●
多系統萎縮症は進行性の神経変性疾患です。特に起立性低血圧による失神や転倒、嚥下障害による誤嚥、排尿障害などを伴うことがあり、神経内科で継続的な治療と経過観察が必要です。
目安:重症化している可能性があります。
行動:●●●●●:速やかに医療機関へ相談してください。
目安:多系統萎縮症に伴う自律神経障害の可能性があります。
行動:●●●●〇:神経内科を受診しましょう。
目安:定期的な通院と生活管理を続けましょう。
行動:●●〇〇〇:医師の指示に従い経過観察を続けます。
症状チェック
- 立ち上がると立ちくらみや失神しそうになる。
- 歩行時にふらつきや転びやすさがある。
- 尿が出にくい、または尿漏れがある。
- 便秘が続いている。
- 汗をかきにくい、または異常に汗をかく。
- 手足が動かしにくい。
- ろれつが回りにくい。
- 飲み込みにくさを感じる。
多系統萎縮症の原因
多系統萎縮症は脳や脊髄の神経細胞が変性し、自律神経を含む複数の神経系が障害されることで発症します。
原因1:自律神経を司る神経細胞の障害
血圧や排尿、消化管などを調整する神経の働きが低下し、自律神経症状が現れます。
原因2:運動機能を担う神経の障害
小脳やパーキンソン症状に関わる神経が障害されるため、歩行障害や手足の動かしにくさがみられます。
原因3:進行性の神経変性
現在のところ根本的に治す治療法はありませんが、症状に合わせた治療やリハビリによって生活の質を保つことが重要です。
自宅でできる生活ケア
- 急に立ち上がらない。
- 十分な水分補給を心掛ける。
- 転倒しにくい生活環境を整える。
- 便秘予防のため食物繊維や水分を意識する。
- 排尿トラブルは我慢せず医師へ相談する。
- リハビリを継続する。
- 定期的に神経内科を受診する。
症状の進行に合わせて生活環境を調整し、ご本人だけでなくご家族も含めたサポート体制を整えることが大切です。
うえむら整体院でできること
多系統萎縮症そのものの診断や治療は神経内科で行います。
うえむら整体院では、主治医の治療方針を妨げない範囲で、身体の緊張や姿勢の崩れ、関節の動かしにくさなどに配慮した施術を行い、日常生活を送りやすい身体づくりをサポートしています。
立ちくらみや転倒の危険性があるため、安全を最優先に施術を行っています。
まとめ
多系統萎縮症は、自律神経障害と運動障害が進行する神経変性疾患です。
立ちくらみや排尿障害、便秘などの症状は日常生活に大きく影響するため、早期から神経内科で適切な治療を受けることが重要です。
生活環境を整えながらリハビリや症状に応じた治療を継続し、安全に生活できる環境づくりを心掛けましょう。
