不安障害

不安障害|強い不安・動悸・息苦しさが続く原因と自律神経の関係
この記事でわかること
「何か悪いことが起こりそうで落ち着かない」「心配事が頭から離れない」「不安になると動悸や息苦しさまで出てくる」といった状態が続いていませんか。
不安は誰にでも起こる自然な反応ですが、不安や心配が強く続き、自分でコントロールすることが難しくなったり、仕事や家事、外出などの日常生活に支障をきたしたりする場合には、不安障害が関係していることがあります。
不安障害にはいくつかのタイプがあり、その一つが全般性不安症(全般性不安障害/GAD)です。全般性不安症では、仕事、健康、家族、将来などさまざまなことへの過剰な不安や心配が長期間続きます。
また、不安が強くなると自律神経にも影響し、動悸、息苦しさ、発汗、震え、胃腸の不調、筋肉の緊張、不眠など、精神面だけではなく身体にもさまざまな症状が現れることがあります。
この記事では、不安障害の特徴や自律神経との関係、受診の目安、日常生活でできる対策について解説します。
危険レベルと受診の目安
危険レベル:●●●〇〇
不安障害は適切な治療によって改善が期待できる病気ですが、強い不安が長期間続くと、仕事や家事、睡眠、外出、人間関係など日常生活のさまざまな場面に影響することがあります。
また、動悸や息苦しさ、胸部の不快感などは不安だけでなく、心臓や呼吸器、甲状腺などの病気でも起こることがあります。身体症状が強い場合は「自律神経の問題」と自己判断せず、必要な検査を受けることが大切です。
目安:不安以外の病気が原因となっている可能性があります。
行動:●●●●●:速やかに医療機関を受診してください。
目安:不安障害などが関係している可能性があります。
行動:●●●〇〇:心療内科や精神科などへ相談しましょう。
目安:誰にでも起こる一時的な不安反応の場合があります。
行動:●〇〇〇〇:休息や睡眠を確保しながら経過をみましょう。
症状チェック
- 不安や心配が頭から離れない。
- ささいなことまで必要以上に心配してしまう。
- 気持ちが落ち着かず、常に緊張している。
- 不安になると動悸がする。
- 息苦しさや胸の圧迫感を感じることがある。
- 肩や首など身体に力が入りやすい。
- 胃の不快感や吐き気、下痢などが起こることがある。
- 寝つきが悪い、または眠りが浅い。
- 疲れやすく、集中しにくい。
不安障害の原因
不安障害は、一つの原因だけで発症するものではありません。心理的な要因や身体的な要因、生活環境などが複雑に関係すると考えられています。
原因1:不安やストレスへの反応
仕事や家庭、人間関係、健康への心配など、さまざまなストレスが続くことで不安が強くなることがあります。特に心配が長期間続くと、身体が緊張した状態から切り替わりにくくなることがあります。
原因2:自律神経の反応
強い不安を感じると交感神経の働きが高まり、心拍数の増加、呼吸の変化、発汗、筋肉の緊張などが起こります。そのため、不安障害では「気持ちの問題」だけではなく、動悸や息苦しさ、胃腸症状などの身体症状を強く感じることがあります。
原因3:複数の要因が関係する
不安障害には、脳内の神経伝達の仕組み、もともとの不安の感じやすさ、過去の経験、ストレス、生活環境など、さまざまな要因が関係すると考えられています。そのため、原因を一つだけに決めつけないことが大切です。
自宅でできる生活ケア
- 睡眠時間を確保し、生活リズムを整える。
- 食事を抜かず、規則正しい生活を心掛ける。
- カフェインやアルコールの摂りすぎに注意する。
- 無理のない範囲で身体を動かす。
- 呼吸をゆっくり整え、身体の緊張を緩める時間をつくる。
- 不安を一人で抱え込まず、家族や周囲の人に相談する。
- 症状が続く場合は早めに医療機関へ相談する。
不安を無理に消そうとすると、かえって不安に意識が向いてしまうことがあります。症状が続いている場合は「自分で何とかしなければ」と抱え込まず、専門家のサポートを受けることも大切です。
うえむら整体院でできること
不安障害そのものの診断や医学的治療は、心療内科や精神科などの医療機関で行います。
うえむら整体院では、必要な医療を受けている方や重い病気が否定されている方を対象に、呼吸の状態、姿勢、首や肩をはじめとした身体の緊張などを確認し、自律神経が働きやすい身体づくりをサポートしています。
不安が強い方は身体にも無意識に力が入り続けていることがあります。そのため、その日の体調や症状に配慮しながら、身体の緊張を整える施術を行います。
まとめ
不安障害では、強い不安や心配だけでなく、動悸、息苦しさ、発汗、胃腸の不調、筋肉の緊張、不眠など、自律神経と関係するさまざまな身体症状が現れることがあります。
不安そのものは誰にでも起こりますが、不安をコントロールすることが難しく、日常生活に支障が出ている場合は、早めに医療機関へ相談することが大切です。
適切な治療を受けながら、睡眠や生活リズム、身体の緊張などを整え、心身の両面から回復しやすい状態をつくっていきましょう。
